8/20付け
ずゞやが環境庁にうちわ10000本を贈呈
仏壇メーカーの(株)すゞや(高松市東ハゼ町、上林良得社長)が、自社で製造しているうちわを地球温暖化に役立ててもらうため、8月4日に環境庁を訪れ、小池百合子環境大臣にうちわ1万本の目録を手渡した。同社では、環境庁がこの夏提唱してきた「チーム・マイナス6%」に共感し、自社で製作したうちわを贈呈することにしたという。
「チーム・マイナス6%」は、エアコンの利用を極力控える、水や電気を節約するなどの取り組みが、一人ひとりにとっては小さな行動でも、チームになれば大きな力になるというプロジェクト。すゞやでは、仏壇製造の傍ら20年ほど前からうちわの製造も手掛けてきており、今年、うちわに使われる骨の累計生産本数が10億本に達した。贈呈したうちわの骨には、地球環境にやさしい再生ポリプロビレンを使用。うちわ表面には、小池大臣が発案したふろしきの使い方のイラストが描かれており、裏面は、「チーム・マイナス6%」への参加を呼びかける文章と、すゞやの社名が印刷されている。
徳島唐木仏壇、庵治石も地域ブランド出願
地域団体商標制度が今年4月からスタートしたが、特許庁は6月末現在の出願状況をまとめ、このたび発表した。それによると出願件数は全国で485件で、都道府県別では京都が最も多く120件、石川、沖縄がこれに次いで29件、兵庫27件などとなっている。
宗教関連の業界での出願状況(ブランド名・出願団体名)は以下の通り。
【仏壇仏具関連】
七尾仏壇(七尾仏壇協同組合)
金沢仏壇(金沢仏壇商工業協同組合)
京念珠(京都珠数製造卸協同組合)
同上(京都念珠製造販売事業協同組合)
京仏具(京都府仏具協同組合)
京仏壇(同上)
徳島唐木仏壇(徳島県唐木仏壇協同組合連合会)
【石材関連】
京石工芸品(京都府石材業協同組合)
京石塔(同上)
庵治石(讃岐石材加工協同組合)
岡山国際ホテルが日帰り「墓参プラン」を販売
今年の4月からホテルオークラグループの一員となった岡山国際ホテル(岡山市門田、皆川とし耿社長)が、お彼岸やお盆などのお参りの後、食事に立ち寄ってもらう「墓参りプラン」の販売をはじめた。同ホテルは、岡山県内でもっとも規模の大きい東山墓地に近いこともあり、日頃から墓参り後の法要などで利用されてきたが、現在、ビジネス客が減るお盆などの期間を含め、年間のホテル利用件数の拡大を目指している。また、敷居の高いホテルから、私服で誰でも気軽に利用できるホテル、というイメージへの転換も、地域住民などを中心に浸透させていく方針だという。「墓参りプラン」は、ホテル内の日本料理店「淙々亭」で、和風弁当(一人4000円)か、会席料理(一人6000円)のいずれかを選択する。また、予約することで個室も利用できるほか、2名〜20名まで収容できる宴会場も利用できる(宴会場利用には別途室料が必要)。
●問い合わせはTEL086-273-7311
10月に樹木葬の見学会を実施
NPO法人の「自分らしい葬送を考える会」では、10月13日に山口県萩市の宝宗寺で行われている樹木葬などを見学するバスツアーを企画している。樹木葬は、お墓の代わりに樹木を墓標にして遺骨を埋葬する新しい葬送のスタイルで、全国各地に序々に浸透してきているが、自治体の許可が必要になるため、西日本ではまだ数が少なく、実際に埋葬できる場所は限られている。同会では、葬儀を少しでも身近なものとして捉えてもらうため、福岡市を拠点に支援活動などを行っている。会報誌の発行、生前葬儀の模擬、講演会などと併せて、今回のバスツアーもこうした活動の一貫として位置づけられている。
なお、バスツアーは、宝宗寺の樹木葬の見学と住職による説法、昼食後には萩市の温泉旅館での入浴なども予定も盛り込まれている。定員は30名、参加費は5000円。
●問い合わせ先TEL092-885-2833 「自分らしい葬送を考える会」
高岡総合斎場が30年前の構想からやっと進展
高岡市は、昭和47年から30年余り滞っていた「高岡総合斎場」の建設を、年度内を目安に進めるため、本年度、本体工事の一部7億9000万円を予算化している。斎場建設の予定地は、市の最南端にあり、平成13年に、都市計画として決定、建設に必要な面積約3万・の用地を確保しているが、隣接する砺波市が、斎場を砺波市から少しでも離してほしい、という要望を示していた。そのため、それに沿うよう用地の買収を試みていたが、地元住民の反対で進展のないまま現在に至っていた。しかし、このたび反対派の地権者の所有地約3650・の取得見込みが立ったことで、高いハードルをようやく乗り越えた。地権者側は、住民の合意を得ずに工事を行わないこと、住民の説得に努めることなどを求めており、市ではこれを受けて、賛成派と反対派の融和を進めていきたいとしている。また、砺波市の要望もくみ取り、本体建物を出来るだけ高岡市側に移動する設計にも考慮していく。完成は平成20年を予定している。
●問い合わせ先 0776-20-1340 高岡市総合対策室
横浜市メモリアルグリーンの利用者募集開始
横浜市が、戸塚区俣野町の横浜ドリームランド跡地に整備を進めている新墓地「メモリアルグリーン」が8月に完成したが、これを受けて、パンフレットやホームページで、2006年度の使用者募集の案内を開始した。募集受付は、10月1日〜14日までの2週間で、12月に使用者を決定し、利用開始は次年度の3月からの予定。同墓地は隣接する硬式野球場の総合公園と一体で整備を進めており、「芝生型」7500区画、「合葬式樹木型」3000体、「合葬式慰霊碑型」12000体の3タイプの納骨施設が配置されている。
10月の募集では、芝生型3750区画、合葬式樹木型900体、合葬式慰霊碑型3600体が対象。合葬式では、一人用と二人用を設けている。使用料は、芝生型・永年が一区画90万円、30年が45万円、合葬式樹木型が永年・一体14万、合葬式慰霊碑型が30年・6万円となっている。今後は利用状況を見据えながら、約5年間をかけて順次募集を行っていく。
●問い合わせ先045-671-2450 環境施設課
「全国石材メンテナンス協会」発足
建材用石材や墓石のメンテナンス業者15社が集結して、「全国石材メンテナンス協会」(新田倖石理事長・ドレストン中部社長)を設立した。
石材の汚れ落としや、割れ補修などのメンテナンスに必要な薬品や洗浄液は、メーカーが発売し、普及しているが、石材の種類や汚れの成分によって洗浄剤や補修剤を使い分ける必要があり、これらへの需要も多くなっている。しかし一方で、その技術やノウハウを持つ専門的業者は全国にも数少ないという現状がある。このため、ドレストン中部の新田社長が中心になって同協会を立ち上げたもの。今後は実地研修により石材補修技術のレベルアップを図るとともに、石材業界での認知度向上を目指す。各都道府県に最低1社の会員を置くこと、会員50社の確保などを目標にしている。また、同協会は、建築部会、墓石部会、高機能特殊部会の3つの部会で構成され、将来的には、同協会が一括してメンテナンスを受注し、会員企業に仕事を発注する事業も手がけていきたいとしている。現在、会員を募集しているが、対象となるのは石材メンテナンス業者、関係ケミカル・工具類業者、ビルメンテナンス業者など。
なお、事務局を9月中に、会員企業の丸の内運輸(東京都千代田区)に開設する予定。問い合わせ先は仮事務所・ドレストン中部 TEL052-322-8331 まで。
長野県波田町の下原霊園が10月から募集開始
長野県波田町が、今年2月から総事業費約1億1000万円をかけて整備を進めていた「下原霊園」の拡張工事が完了した。これによって、一区画6・の墓地が331区画増設され、今後20年間の需要に対応できるようになった。同町は、松本市のベットタウンとして人口が増加してきたが、昭和50年代に転入してきた世帯が高齢化を迎えるため、町営墓地へのニーズが高まっていた。町内にある173区画の「さみぞ霊園」はすでに満杯、393区画の「つつじヶ丘霊園」も残りが30区画余りとなっていた。今回整備された下原霊園は、住宅や畑に囲まれた平らな地形で、幹線道路に隣接しているため交通の便も良く、駐車スペースも20台確保されている。墓地の申し込みは10月から始まるが、使用料や管理費についてはまだ未定。なお、約50区画分は、生前申し込みを受け付ける方針。
●問い合わせ先TEL0263-92-3001 波田町総務課
8/10付け
近江和ろうそくのアート展、28日まで開催中
今月28日まで、東京・江東区清澄のギャラリー楽庵で“和ゆらぎ展”と題したイベントが開催されている。同展覧会は、近江和ろうそくの大與(滋賀県高島市)とアーティスト集団a.platzのコラボレーション企画。期間中は15人のアーティストがデザインした色とりどりの和ろうそくを展示する。
作品を制作したa.platzは、現代の暮らしの中での「和」のあり方を見出し、提案する「wa-on project」に取り組んでいるグループ。今回は和ろうそくという限定された世界の中で各々が新しい表現を試みている。
和ろうそく製造の大與・大西巧氏は、「多くの皆さんに和ろうそくに親しんでもらうとともに、わたしたちの国に伝わる本当にいいものを再確認してもらうための機会になれば」と述べている。
●問い合わせ先03-5621-4777 Tea Room Gallery 楽庵(火曜定休・8/14〜16まで休み)
神戸の石材組合が墓地墓石の相談会を開催
神戸市石材企業協同組合が7月22(土)・23(日)の2日間、同組合ショールームで墓地墓石の相談会を開催した。当日は、和・洋デザインの10数基のお墓の展示、世界中から集められた原石のサンプル、耐震性に優れた墓石を紹介するVTRなどをはじめ、日本石材産業協会認定のお墓ディレクター1級の資格を持つスタッフが、お墓全般の質問や疑問の相談に応じた。あいにくの雨で、来場者数は予想を下回ったが、相談会を通して、墓地や墓石の成約や成約間近へと発展中のケースもあるという。同組合では、輸入石材の品質、施工の善し悪しなどの情報を、積極的に開示することで、消費者が安心して、墓地やお墓の購入ができるように、今後も、こうした相談会を定期的に開催していきたいとしている。
「人生の最期に関わる市民の会」
お盆前の講演会を開催
大阪市大蓮寺を中心にネットワーク化されている「人生の最期に関わる市民の会」が、8月5日(土)午後1時30分から、天王寺区下寺町の應典院本堂ホールで"明日の供養を考える"をテーマに講演会を開催した(参加費500円)。同会は、生と死について語り、学びながら、供養に関するさまざまな情報を提供していくことを目的に、2003年、大蓮寺の呼びかけで在宅ホスピスに取り組む団体など5団体が参加して設立されたもの。当日は、大蓮寺住職の講演「少子化時代とお墓~生前個人葬の取り組み」、第2部では、大蓮寺住職をはじめ手元供養専門店・方丈尾形由紀店長や、葬儀サポートセンター相談員によるトークセッションが開催された。また、大蓮寺の永代供養システムの見学、供養の相談コーナーなども合わせて行われた。会終了後には、怪談噺や納涼会などのアトラクションも盛り込まれるなど多彩な内容で、約60名の参加があった。
NPO法人シニアカレッジ
生前契約につての講座を開催した
NPO法人シニアカレッジ(大阪市藤井寺市、中村壽太理事長)では、7月30日(日)に、東大阪市の社会教育センターで、生前契約アドバイザー・久保下多美子さんを講師に「人生のエンディングと生前契約を考える」と題した講座を開催した。会費は一般800円、会員500円。同会は、雑学や歴史の勉強会、散策などのアウトドア体験を通して、充実した日々を送ることができるように、2ヵ月に一度様々な催しを開催している。会員数は現在約150名。今回の講座では、60〜70代の女性を中心に約30名が参加。マスコミで話題になっているエンディングノートの紹介や、生前に葬儀や遺言、お墓をどうするか決めておくことの意義について講演が行われ、参加者は皆熱心に耳を傾けていた。
●問い合わせ先0729-54-0205 NPO法人シニアカレッジ事務局
東京亀戸に登録制の貸し会館オープン
(株)チャプター・ツー(東京都江東区、三村麻子社長)が6月に、東京都亀戸の住宅の1・2階を改築して、家族葬用の貸し会館「DEAR(ディア)」としてオープンした。同会館には、葬具・棺などをはじめ、備品一式を揃えており、利用する葬儀社の利便性を図っている。また、同館ではスタッフはすべて女性を配置し、抹茶やコーヒーなどの飲み物や茶菓などを用意するなど、ソフト面も充実させた。利用は登録制で、現在12の葬儀社が登録しているが、最終的には20社程度に限定して、1年ごとの更新を図っていくとのこと。2階式場は、35席程度のゆったりした空間とし、照明も赤・青・黄・紫・緑など故人の好きだった色で演出可能となっている。なお、式場は15時から翌日13時までの貸し出しで22万円2000円。宿泊は不可。
●問い合わせ先03-5836-6764
8/1付け
葬祭業を対象にセミナー運営の勉強会開催
(株)鎌倉新書(東京都中央区・代表取締役清水祐孝)が去る6月22日、東京・新宿マインズタワー内のセミナールームで、葬祭業者を対象に“「消費者向けお葬式セミナー」運営の勉強会・情報交換会”を開催した。当日は、東京・千葉・埼玉・神奈川より16社が参加。(株)東上セレモサービスと(株)ワカホ ソーレスト板橋の2社から、これまでに両社が開催してきた「お葬式セミナー」についての基調報告が行われ、参加者からはその際のテーマの選定や、講師の育成方法、具体的な進行方法などについての質問が寄せられた。
引き続き、ゲストスピーカーの三井生命保険(株)PMMサービス事業部の甲賀規子氏と千葉晃一氏が、「葬儀社にとって必要な相続遺言の知識」をテーマに講演。遺族から相続遺言についての相談があったとき、どのように対応していくかを、事例をもとに説明した。
その後、参加者が2班に分かれてのグループミーティングとなり、「お葬式セミナー」について活発な意見交換が行われた。
鎌倉新書では、今後も、互いにアイデアを出し合い、刺激を与え合う場を提供していく予定。
2000人を集めた墓石店の集客術を一挙公開
来る10月12日午前10時から東京・飯田橋レインボービルで、青森市の(株)やまと石材代表取締役・石井靖氏が、墓石店向けの販売促進セミナーを開催する。石井氏とともに、コンサルタントの西潟弘明氏が講師として参加。内容はチラシ・新聞広告・自費出版の小冊子・名刺の作り方・自社カタログや手作り新聞などを使った集客のノウハウのほか、展示場のレイアウトやPOPの作り方など多岐にわたる。
石井氏は「墓石業界では勉強する機会や場が少なかったため、全国を回って主に他業種の手法を勉強し、持ち帰っては実践し、多くの失敗と成功を経験した。そのため自分は遠回りをしたが、自分の経験をお話しすることで、みなさんの近道になればうれしい」と話している。
参加は限定30名まで。参加費用は2万円(税込み)。問い合わせは同社TEL017-744-1488まで。
藤枝市にステンレス製の墓登場
藤枝市で機械製造業を営む大原悟郎さんが、このたびステンレス製のお墓を建立した。
頻発する地震で、多くの墓が倒壊するニュースに心が動かされ、お墓は必ずしも石である必要はない、との考えにいきつき、石材に替わる素材として自社で使用するステンレスをお墓に活用するというアイデアを思いついたそうだ。墓標部分は、倒れたり、盗まれたりしないように、基礎のコンクリートに頑丈に固定。また表面は、錆びずに、半永久的な輝きが保てるように、ステンレスの加工技術で培った「鏡面磨き」を施しているためいつもピカピカだ。親戚には、目立つのでお墓の場所が一目瞭然にすぐわかると、おおむね好評のようだ。試験的に製作したため、石材を使ったお墓より割高になったが、大量に作れるようになればコストも石より3割ほど減らすことができるという。将来的には、販売までを視野に入れているとのこと。
●問い合わせTEL054-635-3424 大原機械開発部
24時間対応斎場予約システムの販売を開始
三条市のシステム・ソフトウェア開発のジム・コンピュータ・サービス(三条市須頃町、佐野勝栄社長)が、このほど電話で24時間、無人で斎場の利用予約を受け付けるシステム販売に乗り出した。同システムは、同社が2年ほど前に開発し、すでに関西で数件の導入実績もある。予約受付は一日のうちで特に明け方が多いため、自治体や葬祭業者などが24時間体制で職員を配置していることが多いが、人件費の負担も大きい。このシステムを導入することで、人件費の削減や二重予約などの人的ミスによるトラブルを防止することができる。利用者が電話をかけると、音声ガイドが流れ、案内に従って、電話のプッシュホンを押すだけで、自動的に予約が完了。予約の確認書類は、斎場から予約者へファックスで自動送付される。いたずら電話は業者にパスワードを割り当てて防止。予約者は電話を操作することで、施設のあき状況をファックスで取り出すことも可能だ。
システムの基本価格は400万円から。施設の規模やハードウェアの増設などによって加算される。
また、インターネットからの予約や予約確認ができる「Web予約システム」も取り扱っている。
●問い合わせ先TEL0256-35-7221
浜松市納骨堂、入札への参加企業なし
浜松市では、市営三方原墓園に設置される予定の納骨堂建築工事の入札を7月6日に行ったが、事前に参加を申し込んでいた業者のすべてが入札への参加を取りやめるという異例の事態を招いた。
この原因について市が業者に問い正したところ、事前に公表していた予定価格1億3546万円が、業者の見積もりに比較してあまりにも低すぎたため、という回答だったという。納骨堂は、墓地の需要が多くなってきたため、同市として初めて建設するもので、5000体の遺骨が収用できる規模を予定している。すでに決定している建物の意匠は曲線が多く、施工が難しい箇所が多い。そのため、工事にもそれなりの技術が必要になり、市が提示した予定価格では実現が難しい、と業者が踏んだ模様。市では、この結果を受け、予定価格を変更せずに設計などの仕様に変更を加えて、再度入札を行うこととしている。
●問い合わせ先TEL053-453-6111 浜松市保健課
へいあん秋田が4店目をオープン
秋田市、大仙市で葬祭会館を運営するへいあん秋田(秋田市川尻町、岡本啓一社長)が、7月7日に由利本荘市水林の国道7号沿いに、同社としては4店目となる葬祭会館「セレモニーホール水林」をオープンした。 JR羽後本荘駅から約10分、岩城ICから約30分、由利本荘市水林斎場から約10分の距離にある。
ギフトショップだった建物を全面改装した建物は、鉄骨平屋建て、延べ床面積894平米の規模。館内には、最大100名収容の式場、50名収容の会食室、親族控え室などがあり、全館バリアーフリーとなっている。駐車場は50台収容。周辺には今まで式場がなかったことから、今回の会館のオープンは、同地域が自宅葬から会場葬へと移行する契機としても期待が寄せられている。
富士見市など2市1町で建設予定の火葬場、業者決まらず
埼玉県の富士見市、ふじみ野市、三芳町でつくる入間東部地区衛生組合では、富士見市に総事業費65億円で広域火葬場の建設を計画しているが、防衛施設庁の談合事件などで入札に名乗りを上げていた大手ゼネコンの鹿島建設と大林組が参加資格を失ったため、火葬場建設計画が暗礁に乗り上げている。
2市1町の住民は、地元に火葬場がないため、必要に応じて隣接するさいたま市や所沢市の斎場を借りているが、地元住民が優先されるため、早朝の利用になってしまったり、数日間待たされたりなど、不便を余儀なくされており、一日も早い建設が望まれている。当初予定では、火葬場は来年秋の完成、今年3月には入札を実施するはずだった。入札参加に際しては、経営規模、技術力、過去の工事実績などに一定の基準が設けられており、地元業者はこの条件をクリアできないため、参加していない。同組合では8月末をめどに参加業者を集め、入札を進めていきたいとしている。
なお、同斎場には、最大収容人数120名、80名、40名という3つのタイプの式場も作られる予定。
●問い合わせTEL049-261-5351 入間東部地区衛生組合
岐阜県各務原市「瞑想の森」でコンサート開催
岐阜県各務原市では、 7月22日に市民斎場「瞑想の森」のロビーで、若手チェロ奏者を招いてコンサートを開催した。自由曲面のシェル構造による斬新なデザインの斎場は、今年6月に完成したもので、建築家の伊東豊雄さんと、環境デザイナーの石川幹子さん(慶応大学教授)とのコラボレーションによる建物だ。"静けさと自然に帰る゛をコンセプトにしたこの斎場でのコンサートは、友引の7月22日に参加者を100名に限定して実施された。東京都交響楽団主席チェロ奏者の古川典生さんが、バッハの無伴奏チェロ組曲1番・4番を演奏。古川さんは、葬送のための施設での演奏会は、日本では聞いたことがなかった、と話している。水と緑とモダンな意匠、清らかな環境にある斎場だからこそ、違和感なく、実現できた企画といえる。
●問い合わせ先TEL058-383-4231 生活環境課
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