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10月付けのニュース
 

10/20付け

遺品整理キーパーズ吉田社長のブログが本に

 9月27日、「遺品整理業」のキーパーズ(有)社長、吉田太一氏が「遺品整理屋は見た!」を扶桑社から上梓した。自殺、孤独死、殺人など、著者が遺品整理を通して体験した故人と遺族に関する46のエピソードを収録した本書は、高いアクセス数を誇るサイト「現実にある出来事」(http://www.at-at.jp/)内のブログ(http://blog.goo.ne.jp/keepers_real/)を元にしたもの。その内容からは冷静に今の世を見つめつつも、できる限りのまごころで遺族に応対する吉田社長の温かさが伺える。
 吉田氏は、「自分たちの体験を公にすることで、社会に真実のありさまを知ってもらい、少しでも孤独死という最悪の事態を防ぐことができればと思った」と本書あとがきに書いているが、同ブログは、社会的に関心の高いテーマを扱っていたということもあり、開設後まもなく話題となり、現在も日に1,000件を越えるアクセスのある人気ブログとなっている。
●本書に関する問い合わせは扶桑社 http://www.fusosha.co.jp/senden/2006/060927ihin3.html 、または、キーパーズ http://tokyo.keepers.co.jp/まで。

墓石が相次ぎ倒される。山梨県石材連合会がパトロール強化へ

 山梨県の甲府市や甲州市の寺院や霊園で、8月末から墓石が次々と倒される事件が相次いで発生している。その数は少なくとも12ヵ所、86基にも及んでいるとのこと。
 被害の状況は、場所によって違いがあるが、いずれも墓石上部を前や後から手で強く押して倒したものとみられている。甲府署や塩山署が調べているが、動機や各被害の関連性は現在のところ不明。
 こうした状況を重く見た山梨県石材連合会(深沢芳次会長)と山梨県石材技能士会(中村庄二郎会長)は、2つの会に所属する約80の石材業者と協力しながら、腕章を付け寺院のパトロールを実施している。昼間は、墓石の設置工事などで寺院を訪れる際に、異常がないかを確認したり、寺院の了解を得て無償で墓石に転倒防止用の接着処理を施し"接着済み"のステッカーを貼るなどの対応策を講じている。今のところ山梨県全域に及んでいないのが救いだが、夜間は日程を決め、目が行き届かない寺院がないように、各地にある支部と連携を取りながら被害拡大防止にあたっている。

浦和ロイヤルパインズでリスクマネージメントセミナー

 浦和ロイヤルパインズホテル(さいたま市浦和区、門博文社長)が日比谷花壇との共催により、10月17日同館4階「ロイヤルプリンセス」で、3年ぶり2度目となる「リスクマネージメントセミナー」を開催した。後援はさいたま葬祭協同組合。
 社葬は、トップ交代後も、経営がスムースで、揺るぎないものだと内外に示す、重要なセレモニー。昨今、企業のトップを弔う社葬がホテルで行われることも多いことから、今回はリスクマネージメントという観点を通して、(1)最新の社葬事情(日比谷花壇)(2)ホテル葬について(浦和ロイヤルパインズホテル)(3)社葬に関連する税務問題(公認会計士・牧哲郎氏)(4)もしもの心得(さいたま葬祭協同組合)などのテーマで各専門家がポイントを解説した。
 定員50名に対して、当日はそれを超える参加があるなど、企業のリスクマネージメントに対する関心の高さがうかがえた。セミナー終了後は別室で情報交換会も行われ、盛況のうちに幕を閉じた。
●問い合わせ先048-827-1181 浦和ロイヤルパインズ ホテルマーケティング部企画課 

札幌市のNPO法人「葬送を考える市民の会」で出前講座

 札幌市にあるNPO法人「葬送を考える市民の会」(札幌市中央区、澤知里代表)では、葬送に関する出前講座を希望する団体を募集している。出前講座の開催は11月末の予定だが、助成金が終了する年度末の3月末まで相談に応じる。対象は、札幌市とその近郊の町内会、サークルなど営利を目的としない団体、グループで、参加者数は30名程度。平日の午前10時から午後5時までの時間帯で2時間程度を想定している。依頼者側で会場を用意し、講演料は無料。テーマは、「終末期医療について」「樹木葬墓地」「介護のあり方」など。
 同会は、来年の3月で結成10周年を迎えるNPO法人で、スタッフ8名、会員数約380名で組織されている。葬送に関する情報交換の場として語り合う毎月2回の「おしゃべりサロン」、毎月1回の「会員交流の日」、葬祭事情や自分らしい葬送を考えるフォーラム、模擬葬などさまざまな活動を行っている。また、オリジナルのエンディングノート、会報誌の制作や販売、着物柄などを素材にした独自の旅立ちの衣装製作など、会員が意見を出し合い創作した自分らしい葬送を送るためのアイテムも販売している。
●問い合わせ先TEL011-261-6698 葬送を考える市民の会

横手市の業者が農地に無許可でペット霊園を建設

 秋田県横手市の農業振興地域で、転用の許可を得ずにペット霊園を建設していたことが判明し、市では、法に違反しているとし、農地に戻すように通達を出している。しかし、所有している業者は「宅地並みに課税されている土地なので宅地であり、農業以外に利用しても問題ないと思った」とし、農地に復元する意志はない、と市の要求を拒んでいる。ペット霊園は9月下旬に完成しているが、この土地を農業以外に利用するには、「農業振興地域の整備に関する法律」(農振法)除外の手続きをするとともに、転用許可を受けなければならない。この業者は今年4月に農振法除外の申し出を市に提出しているが、周辺が農地であることから、部分的な除外は認められない、と却下されていた。しかし業者は無許可のまま、建設に着手したもの。
●問い合わせ先TEL0182-35-2172 市農業委員会

10/10付け

五峰産業が「青木石」を製品化

 五峰産業(高松市庵治町、滝内孝一社長)が、丸亀市の青木石材共同組合(三浦哲郎理事長)と協力し、青木石を墓石として製品化する事業に取り組みはじめた。
 目や色が均一ではない青木石は、これまで墓石に向かないとされ、海の埋め立てや護岸工事などでの利用が主で、墓石での利用は5%前後にとどまっていた。利益率も極端に低いため、採算を得るため山が必要以上に削られてきたことから、環境破壊につながることも懸念されてきた。新たに商品化された青木石の墓石は、試作品がすでに完成し、首都圏の販売店などに展示されている。同社では、今後「天の河」の商品名で庵治石と併行して販売を進めていく方針だという。
●問い合わせ先TEL087-871-3010 五峰産業

水戸市の墓地建設で地元住民が反対陳情

 水戸市小吹町に建設が計画されている霊園墓地について、地元の住民で組織されている「小吹町整備促進協議会」が、9月20日に住民約1,900名の署名を集めた陳情書を市議会に提出した。
 墓地は、隣接する茨城町の寺院が1万・の土地に計画しているもので、寺院側では地元住民の意向を汲みながら敷地面積や施設の内容を変更して、墓地経営許可申請を行っている。陳情書によると、「一度採択されてしまえば、先祖が大切にしてきた土地が永遠に墓地になってしまい、後世に墓地として語りつぐのは忍びない」などとして、建設に反対している。この問題は議会でもとりあげられたが、水戸市では、墓地建設が法律や国や県の指針に適合している場合には、不許可にすることはできないとしている。
●問い合わせ先TEL029-232-9116 水戸市情報公開センター

福祉事業から墓地清掃代行に参入

 日本福祉ビジネス専門学校などを母体とする福祉関連事業のユニバーサルプランニング(大阪市西区、細田佳之社長)が、高齢者向けの新規事業としてIT関連制作会社のライジング・サン・ディレクトリー(大阪市東淀川区、和田英昭社長)と提携し、墓地の清掃・墓参代行事業を今年9月からスタートした。同事業は、もともと、ライジング社が平成15年から単独で開始、全国200の便利屋や石材店との提携、インターネットなどを通して運営していたものだったが、受注件数が伸びないことから高齢者とのネットワークをもつ事業者との協力体制を模索していたもの。
 一方、ユニバーサル社は、介護福祉士や保育士の養成、資格講座の運営などを手掛けてきたが、競争激化や介護保険サービスの見直しになどにより、支柱となる事業が頭打ちにあり、異業種への新規参入を目指していた。
 両者による代行サービスは、ユニバーサル社が営業、ライジング社がサービスを担当し、すでに各地にある介護施設などでパンフレットを配布している。墓地の掃除、花や供え物を飾るなどのほか、高齢者の墓参りに付き添うサービスなどもあり、終了後は写真を撮影して依頼者に提出する。料金は全国一律で15,750円から。また、介助サービスは介護保険も利用できるため2〜3万となっている。
●問い合わせ先TEL06-4391-1351 ユニバーサルプランニング

大阪市が「名誉霊域」廃止、一般に開放

 大阪市では、市に功労があった元市長などを埋葬するために制定していた「名誉霊域」の条例を、9月21日に廃止した。「名誉霊域」は、市営墓地の「服部霊園」内に300m2の区画が確保されているが、使用しているのはそのうちの60m2のみで、中馬弘毅・元行政改革担当相の父である第13代中馬馨元市長だけが埋葬されているに過ぎない。大阪市では、数々の不祥事が発覚し、財政難に陥っている折、市議や市民グループなどから、深刻な財政難の中、時代錯誤も甚だしいという批判が相次いだ。「名誉霊域」は、一般の墓地の30倍の広さがあり、永代使用料と管理費は免除になっているため、一般の墓地に換算すると合計5,100万円の収益が見込める。大阪市では廃止後、中馬前市長の墓域を除く霊域について、一般に開放していく方針。
●問い合わせ先TEL06-6630-3113 大阪市環境事業局庶務課


10/1付け

燦ホールディングスが兵庫のタルイを子会社化

 燦ホールディングスが、兵庫県明石市の葬祭業・株式会社タルイの全株式を取得し子会社化した。9月20 日に開催された取締役会で決議されたもので、同社としては平成17 年4月の株式会社葬仙の子会社化に続くM&Aとなる。
 株式会社タルイは明石市を中心に隣接する神戸市・加古川市に合わせて8会館を運営。現在、明石市内では約30 %のシェアを有している。また、土地は所有せず、建物も一部を除き賃借方式で総投資額を抑えるとともに各会館半径2km 、全体で東西20 〜25km の商圏を本社で集中管理、少人数でのオペレーションを可能にするという採算性と効率性に優れた経営を実践している。
 燦ホールディングスでは、確固たる営業基盤を有し、効率経営を続ける同社をグループに加えて、東播磨及び神戸市西部地域の葬祭マーケットでの新たな事業展開を図っていく方針。

横浜市内の墓地建設に市民団体が反対の嘆願書
 
 横浜市泉区、相鉄線弥生台駅前の墓地開発計画に対し、地元の自然を守る市民団体や自治会など6つの団体が8月18日、建設中止を求める嘆願書に約2万人の署名を添えて中田宏市長に提出した。
 建設予定地の駅前北口に近い緑地の水路は、ホタルを呼び戻そうと、市民団体が4年前から繁殖を行ってきた場所で、努力が実り、今年の初夏約30年ぶりに、2000匹あまりのホタルが光を放った。中には希少種とされるスジグロホタルの生息も確認されている。嘆願書には、墓地建設はこうした地域の周辺環境に調和しないばかりか、自然環境を破壊することにも繋がると記載されている。また、反対住民は、建設計画の差し止め、行政と地権者の協議などを求めている。
 これを受けて横浜市では、墓地の許認可は健康福祉局、緑や水の保全は環境創造局、市土地利用については、都市整備局など関係部局が分かれているため、各局と調整を図っていく必要があるとしている。現在は、宗教法人が住民へ計画概要を説明している段階だが、住民の合意が得られない場合には横浜市が中立の立場で、第三者に斡旋や調整を依頼し、解決への糸口を探ることになる。なお、横浜市によると、宗教法人への墓地の許認可は、まだ行っていないとのこと。
●問い合わせ先045-671-2380 横浜市健康福祉局

土木関連3社が共同で「室生ペット霊園」をオープン

 7月14日奈良県宇陀市室生区に「室生ペット霊園」(奈良県宇陀市室生、田中淳社長)がオープンした。同霊園は、経営が不安定な土木事業の一助となるよう、地元の土木工事業3社が出資し、開業したもの。施設の面積は約2000坪で、地中海風の異国情緒を感じさせる建物が特徴的。園内には、セレモニーホール、納骨堂、火葬場、市松模様の墓石霊園などが完備されているほか、風車のある庭園や、テラスなど憩いの空間も充実している。利用料金は、葬祭、火葬などを含めて25,000円から。また、施設内には、飲み水として利用のできるPH7.4の「水晶の水」が岩から湧き出ている。霊園では、この水を24時間無料で提供しているため、毎日のように地域住民が容器持参で霊園を訪れているという。
●問い合わせTEL先0743-82-6606  室生ペット霊園

南禅寺・帰雲院に永代供養塔が完成

 京都市左京区南禅寺の塔頭・帰雲院境内に、688個の納骨堂を備えた永代供養塔「ともし碑」が昨年11月に完成し、現在、希望者の募集を行っている。南禅寺は鎌倉後期に亀山法皇が創建した名刹。このほど帰雲院の境内に完成した供養塔は、「コ」の字型の構造物を囲むように建立されており、高さ4mの斬新なデザインの2つの塔が、威風堂々と建っている。供養塔の表面は、グレーの御影石で、寺名にちなんだ「雲」をイメージした装飾をタテにあしらい、個性的で落ち着きのある雰囲気を醸し出している。また、「ともし碑」の地下には、合葬式の納骨施設も完備。供養塔の個室の納骨堂に納められた骨は、最長で33年後に合祀される。地下の納骨が15万円、個室の納骨堂が45万、60万、80万、120万の料金設定となってる。
●問い合わせ先TEL075-212-1212  NPO法人永代供養推進協会京都連絡所

 

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