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店舗設計・演出の考え方

多くの仏壇店は顧客からは入りにくいと言われています。
また、心の商品である仏壇を扱ってるにもかかわらず、店舗建築や商品の展示法にあまり気を使っていないのが現状です。
今後、感性を重視するお客様が増えていく中で、いかに店舗を作るかは、ますます重要になってきます。

このページは、店舗建築のヒントを提示するために、月刊「仏事」に掲載された一級建築士の芥子田祐幸氏の連載「仏壇店 新世代の店づくり講座」を、弊社で再構成してまとめたものです。

展示


工芸館(森正展示会)

仏壇を1本1本を区切って展示する

仏壇を板、柱、カーテンなどで1本1本を区切って展示すると、1本1本を際だ出せることができるので、魅力的に見せることができます。
左の写真の例では、桐の集成ボードを仕切りに使い、高級感を出しています。

カテゴリーごとに部屋を区切る

商品を種類や価格帯ごとに分類して、それぞれに小部屋を作って見せると、仏壇店にありがちな、似た商品がずらりと並んでいる圧迫感を減らすことができます。
また、お客様にも、売る側とっても分かりやすくなります。

距離を離す

圧迫感をなくす方法には、仏壇1本1本の距離を離すことが考えられます。
物理的な距離を離すだけでなく、前後の仏壇の位置を互い違いにずらして置くことによっても、これは可能です。

円形に展示

ほとんどの仏壇店では商品を直線状に並べます。
真ん中に小物類を展示して、これを囲むように円形に仏壇をすると、お客様から見やすく、奥まで一望することもできます。


小物のディスプレイ

小物を分類整理して、分かりやすく、丁寧に見せると、店全体のイメージつくりに大きな影響力を持ちます。
一つの基本デザインによって什器を統一すると、分かりやすい店舗イメージを作れます。
左の写真は、ガラスを斜めに設置して高級念珠をいかにも高級に見せています。

写真提供:芥子田祐幸建築事務所

芥子田祐幸建築事務所にご連絡を取りたい方は、鎌倉新書までご連絡ください。

建築


ヤマト

吹き抜け

お客様はなかなか2階以上には上がらない傾向があります。
そこで、吹き抜けを作ると、2階、3階の仏壇も一望できるようになります。

中2階の利用

店舗の道路側に低い中2階を設けると、いったんそこにお客様を誘導してから奥のギャラリー型の高い2階に導くことができます。
床にレベル差を設けることで、店内の見通しを良くすることができます。

照明

照明の計画

照明の意味は明るさを確保するだけではあんりません。
スポットライト、間接照明、仏壇の後からの照明など、照明を工夫すると、雰囲気をかもし出して商品を良く見せることができます。

外観


田渕仏心堂

外から内部を見せる

お客様に店舗に気楽に入ってもらいやすくするには、ガラス張りにして内部を見せることが効果的です。
ショーウィンドウのように、外から商品を見せることもできます。

場所をつくる

店舗に人を惹き付けるためには、色彩を派手にしたり、奇をてらった形にして店舗をアピールするよりも、建物の内外に「場所」を作り、空間を演出して見せるようにすると、精神性を失うことなく、人を惹き付けることができます。

写真提供:芥子田祐幸建築事務所

芥子田祐幸建築事務所にご連絡を取りたい方は、鎌倉新書までご連絡ください。