鎌倉新書は、人と人とのつながりを感じる場面づくりの
お手伝いをすることで、豊かな社会づくりに貢献します。
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ごあいさつ

多くの方は鎌倉新書を出版社だと思っておられます。確かに10数年前までは、出版物を買っていただくことで私たちのビジネスは成り立っていましたから、出版社といわれればそうなのかも知れません。しかし、以前から私たちは自らの会社を「出版社」ではなく「情報加工会社」であると位置づけてきました。なぜなら、お客さまは「書籍」や「雑誌」を求めているのではなく「書かれている情報」が欲しいと考えたからです。


「情報加工会社」とは、ある情報をお客さまのニーズに合わせて価値あるものに加工し、それを適切な方法でお届けする、そんなビジネス展開をする会社なのです。結果的にアウトプットが、出版物という形式を取っていたり、インターネットというツールを活用していたり、face to faceで伝えていたりするわけですが、


あくまでも大切なのは「情報」であって、「伝達」の方法ではないのです。


この21世紀の初頭に始まった「インターネット」の普及は、私たちの社会環境を一変させました。


それまで当社は、消費者の供養に関する「関心」や「ニーズ」といった情報を、取材という方法を通じて、事業者から間接的に足で集めていました。消費者への直接的なリーチは持ってなかったのです。無論、これは弊社だけのことではありません。


インターネットが普及する以前の社会では、消費者に直接のリーチを持っていたのは巨大マスコミだけでした。ところが今では、多くの企業がポータルサイト等を通して、多くの方の要求を直接収集することができるようになったのです。このことは、私たちのビジネスの枠組みを大きく変化させました。そして、これからも無限の可能性を与えてくれているように思います。


当社もやっと「出版社」という枠組みから、目指していた「情報加工会社」への脱皮を計ることができました。ビジネスが、「知恵」をモノやサービスに代え、「情報」を求める人々に提供することによって直接社会に還元するものだとするなら、会社は、ビジネスを通して得られた対価を、取引先の利益や社員への給与、あるいは税という形で、お金を社会に循環させるという素晴らしいシステムだといえます。


利益は会社が生み出す価値のひとつの側面です。


そのような観点から私たちは、他者の「知恵」を単純に真似る商品の提供は行いません。また、お客さまに対して、安さを標榜するあまり人件費や原価等のコストカットに血眼になり、社会の賞賛を得ようとするような会社になろうとも思いません。


「大きな会社でもなく、儲かる会社でもない」、本当の意味で「社会に役立つ会社になりたい」と私たちは願っているのです。


 


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社長コラム「展望」について