ビジネス
コンサルタント
太島 悠輔 さん

仕事内容を教えてください

現在はお墓事業部の事業部長をしています。事業戦略の立案とPL管理が主な仕事です。部長になる前はコンサルティング営業として、ポータルサイト「いいお墓」に掲載していただく石材店や寺院などの事業者向けに営業活動を行っていました。

お墓事業部の営業活動について詳しく教えてください

「いいお墓」に掲載してくださる事業者様が、サイトを活用して売上を上げるサポートをするのが営業の仕事です。一人が100-130社程度を担当し、訪問・オンライン・電話で商談し、ページの見せ方や広告の活用方法について提案したり、売上分析や追客方法のアドバイスをしたり、業界全体のハブとして情報の横展開をしていました。これまでは、「お墓は必要なもの」というのが社会通念でした。しかし、近年はお客様の考え方が多様になり、それに伴ってお墓の形式や形態も変化しました。この変化により、事業者は集客のためのマーケティング活動に力を入れる必要が生まれています。私たちの介在価値がより必要とされる環境になっていると考えています。

お墓事業部の営業活動について詳しく教えてください

営業時代のエピソードを聞かせてください

霊園に商談に行くと、「いいお墓」経由で見学予約したお客様が霊園やお墓を訪問されていることがあります。ある時、担当の石材店と一緒にお客様をご案内していた場面で、お客様から「ここならうちのお父さんを安心して入れられそうです」と言われたことが、今でも心に深く残っています。お客様は「お墓」という有形物を購入されるのではなく、「大切なご家族の最後の家」を探しているのだと感じました。。気軽に会いに行ける場所か、思い出やゆかりのある土地か、家族が眠る場所を大切に守ってくれる従業員はいるのか。そのような視点で霊園を見学されていました。お墓そのものではなく「供養」という家族を想う気持ちに応えることが、私たちの仕事の本質なのだと気づきました。

目指しているのはどんなことですか

会社のミッションに加えて、事業部のミッションを掲げています。『人とその家族が豊かな人生を送るための「いいお墓」とめぐり逢うお手伝いをする』という言葉です。事業部のメンバーはこのミッションを実現するために、一丸となってサイトをご利用いただくお客様と、事業者に向き合っています。

自社商品を誇らしげに語る事業者の姿を目にすると、お客様の想いに応えるこだわりの商品をつくっているのだと感じます。事業者の誇りとこだわりにしっかりと耳を傾け、課題や悩みを受け止め、お客様の期待に一緒に応えるパートナーでありたいと思っています。プラットフォーマーとして事業者を支えるポジショニングを活かし、今後もますますの価値向上を目指し、さまざまな取り組みにチャレンジしたいと思います。