エンバーミング
まだ、充分な市民権を得たとは言えないエンバーミングですが、今後は認知度が高まっていくと予想されます。
葬儀の多様化、火葬までの順番待ち、清潔意識の高まり、などによって需要は確実に増大するでしょう。
エンバーミングは、他社とのサービス差異化のキーポイントになっていくでしょう。
エンバーミングとは?
エンバーミング(遺体衛生保存)とは、遺体に「防腐」「殺菌」「修復」の処理を施すことです。
遺体を洗浄・消毒し、血液の代わりに防腐剤を注入します。そして、必要に合わせて顔などの復元処理と化粧を行います。
修復処理によって遺体は「美しい容姿」を取り戻します。
殺菌処理によって遺体は「安全」なものになります。
防腐処理によって遺体は「長期保存」が可能になります。
エンバーミングによって遺族は「安心」を得ることができます。
エンバーミングの利点
・ 腐敗などによって起こる黄疸、水泡、異臭や腹水を防止できます。
・ 各種の感染症にかかって亡くなった方の場合、遺族などへの感染を防ぐ効果があります。
・ 長期の闘病生活によって頬がこけたり、事故によって遺体が損傷している方の場合、遺体を修復してもとの美しい表情を取り戻すことができます。
・ 遠方に住む親族の帰宅を待って葬儀が行えます。10日から2週間の保存が可能です。
・ 死後硬直がないため、抵抗なく遺体に接することができます。
・ 火葬の順番待ちが必要な時も、保冷室に入れることなく、遺族が側に付き添うことができます。
・ 解剖された遺体における、体液の漏れ、腐敗を防止できます。
・ 在日外国人が国内で死亡した時、遺体を本国に送るために、エンバーミングが義務付けられていることもあります。
エンバーミングの基本処置
・ 防腐:遺体の一部に小切開を施し、動脈からホルムアルデヒドを主成分とするエンバーミング溶液の薬品を注入し、
マッサージして全身に行き渡らせます。
・ 殺菌:上記処理により遺体内部を殺菌します。遺体外部もスプレーなどで洗浄殺菌します。
・ 修復:元気だった頃の容姿に戻します。含み綿、マウスフォーマーを入れ、オイル、クリームなどを塗り、化粧をします。
歴史と現状
エンバーミングはアメリカで発展し、近年、日本でも徐々に行われるようになりました。
アメリカやカナダでは90〜95%がエンバーミングを行っています。
国内でエンバーマーのライセンスを持っている日本人は数名だけで、主にアメリカ人、カナダ人が業務に携わっているのが現状です。
エンバーミングの普及活動を
行っている団体はこちら IFSA(日本遺体衛生保全協会)
http://www.embalming.jp/
エンバーマー養成学校はこちら 公益社フューネラル・サイエンス・カレッジ
http://www.previo-club.com/college/index.html








