終活も「ブランド」と「哲学」が問われる時代へ―5,000億円超の生前整理・遺品整理という市場の現在地と未来図 ―『月刊終活』2025年5月号発刊

2025/05/08

プレスリリース

超高齢社会を背景に需要が高まる「終活」に関してさまざまなサービスを提供する株式会社鎌倉新書(東京都中央区、代表取締役社長:小林 史生、東証プライム:6184、以下:「当社」)は、「月刊終活」2025年5月号を発刊しました。

 

故人と向き合う、その先には何があるか?

高齢化と単身世帯の増加を背景に、いま終活の現場において静かな構造転換が進んでいます。株式会社鎌倉新書が発行する『月刊終活』(2025年5月号)では、推定5,000億円超の規模に成長した「遺品整理業界」に焦点を当て、専門事業者・葬儀社・ミニマリスト・研究者といった多様な視点から、終活の未来像を描き出します。


総力特集|遺品整理は、いま“人生を送る技術”へ

市場化と無縁化の交差点で考える「死のケア」とは

①市場の拡大と構造変化

・遺品整理は2000年代以降に急成長し、推定5,000億円超の市場に拡大
・高齢単身世帯や空き家、孤独死の増加が需要を後押ししている

②品質と信頼の“ブランド化”が進む

・キーパーズは供養型サービスの草分けとして独自ブランドを確立
・広告に頼らず、口コミと信頼で年間2,000件超を受注

③葬儀社によるサービスの 統合モデル

・八光殿は供養・形見分け・買取を一体化した遺品整理モデルを展開
・リユース収益と遺族支援を両立させる高付加価値の仕組みを構築

④ミニマリストが伝える“生前整理のリアル”
・YouTuber「Takeru」氏が家族との生前整理をテーマに発信
・「片付け」を“人生の棚卸し”と再定義し、多世代に共感を広げる

⑤社会学が照らす“死の産業化”という視座

・研究者・藤井亮佑氏が現場をフィールドワークし職業としての意義を分析
・経済と儀礼の接点として遺品整理が担う社会的役割を掘り下げる


その他の注目特集:終活の“現在地”を多角的に捉える視点

①新たな祈りの場「峯ノ薬師堂」の落慶
・相模原市「紅葉亭」に新設された新堂と、薬師如来像の移設を紹介
・現代における“祈りの場”の再構築と継承のかたちを見つめる

②終活マンガ連載スタート:カラスヤサトシが描く“死のある日常”
・終活をユーモアと共感で描く新連載がスタート
・“終活に縁のなかった層”にも「考えるきっかけ」を届ける

③献体数の増加が映す社会の孤独と構造
・住職・ジャーナリスト鵜飼秀徳氏が献体と無縁社会を分析
・経済的困窮・個別化する死を宗教的視点から読み解く

④地域に根ざす終活:永田屋の包括連携協定
・永田屋が相模原市と協定を結び、終活支援や災害時対応を展開
・地域とともにある“公共性のある終活”のモデルを紹介

⑤“アートで寄り添う”終活:臨床美術®の広がり
・認知症ケアや教育分野で注目される臨床美術®の取り組み
・感性と死生観をつなぐ、新しいケアと表現のあり方を探る

その他、泉ピン子氏の著書『終活や〜めた』、献体や樹木葬、香り文化の新たな潮流、終活実態調査など多彩な記事を掲載しています。


【こんな方に読んでほしい】

・葬儀・供養・終活業界の事業者様
・自治体・福祉関連の担当者様
・高齢の親を持つ50代の子世代
・おひとりさま・子どものいない方
・終活に関心のある一般生活者


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月刊終活は定期購読、または単冊でもご購入いただけます。

定期購読(年間購読)
https://www.fujisan.co.jp/product/1281691655/

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媒体概要

媒体名:月刊終活

 

発行元:株式会社鎌倉新書
読者層:寺院・葬儀社・供養事業者・一般生活者
年間購読料:16,500円(税込)
公式サイト:https://butsuji.net/



「月刊終活」に関するお問い合わせ

株式会社鎌倉新書 「月刊終活」編集部
TEL:03-6262-3527
E-mail:books@kamakura-net.co.jp
URL: https://butsuji.net/


 

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