2025/12/15
プレスリリース

近年、日本では「お墓を持たない・持ち続けない」という選択肢が広がり、厚生労働省の衛生行政報告例でも、いわゆる墓じまいにあたる改葬件数が増加傾向にあります。また、新たな葬送として散骨が広がりつつあることから、同省では「散骨に関するガイドライン」を取りまとめており、海や山、海洋への散骨を含む“自然葬”は、現代の供養スタイルとして一定の広がりを見せています。
ハウスボートクラブが運営する海洋散骨サービス「ブルーオーシャンセレモニー」でも、2007年の創業から依頼件数が年々増加しており、より安定した運航体制とご遺族に寄り添う快適なセレモニー環境の整備が求められていました。特に、静粛性や乗降のしやすさといった、ご遺族が安心して過ごせる「体験価値」を高めることが喫緊の課題でした。今回の新艇導入は、安全性・快適性・運用効率の3点を同時にアップデートし、今後の事業拡大の基盤と 、自分らしい供養を選べる社会づくりを進めるための重要な一歩となります。
※出典
・厚生労働省「衛生行政報告例(埋葬及び火葬の死体・死胎数並びに改葬数)」
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004027003
・厚生労働省「墓地・埋葬等のページ」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000123872.html
名称 :BLUE OCEAN(ブルーオーシャン号)
定員 :32名(旅客定員30名)
素材 :FRP
全長 :12.83m
総トン数:16t
設備 :【モデル名:VanderArk 47f Sport Trawler】
・2機2軸船内機シャフト船
・YANMAR(主機)480hp×2
・NORTHERN LIGHTS(発電機)9kw
・救命胴衣(32着)
・救命浮環
・救命浮器(2基)
・マリンエアコン(2台)
・マリントイレ(1台)

最新の減音設計を採用し、航行中のエンジン音や振動を抑えました。セレモニー時の環境ノイズを最小限に抑え、静かで落ち着いた時間を演出します。
冷暖房完備、視界の良い広い窓、少人数でも大人数でも対応しやすいレイアウト。乗船に不安のある高齢者の方や、小さなお子様連れのご家族でも安心して乗船いただける設計です。
エンジン効率の最適化により、少ない燃料で高い推進力を発揮できる設計を採用しています。機動性と燃費性能が高まり、より柔軟な天候判断や当日の運航調整が可能になります。
日 程 : 2025年12月15日(月) 15:00 〜 17:00
場 所 : 朝潮桟橋(〒104-0054 東京都中央区勝どき4丁目6)
内 容 : 新艇のご紹介、羽田沖までのクルージング
海洋散骨は、単なる「埋葬の手段」ではなく、大切な人のラストシーンをデザインする特別な仕事です。だからこそハウスボートクラブは、ご遺族が安心して過ごせるような体験・空間・時間すべてに責任を持ち、船の安全確保や快適な空間づくり、自然環境への配慮といった取り組みを継続し、「これからの供養のスタンダード」をつくることを目指しています。
今回の新艇導入は、自由な選択肢を社会に広げ、供養の常識を更新するための象徴的な一歩だと考えています。より多くの方が自分らしい供養を選択できるよう、お客様の体験価値の標準化と、海洋散骨の魅力を伝えるコンテンツ発信にも力を入れていきます。
新艇により揺れが少なく、乗降しやすい環境が整うことで、海洋散骨に伴う不安が軽減され、セレモニー品質のバラつきも解消されます。これを起点に、安全管理・接客・撮影といった現場の運営体制を再整備し、「安心して任せられる海洋散骨」 の基準を業界内に確立していきます。
現在ブルーオーシャンセレモニーでは、実際の海洋散骨セレモニーの様子をInstagramを中心としたSNSで発信しています。新艇の安定した船上環境により、撮影の精度が向上するため、セレモニー当日の様子をより美しく、臨場感を持って記録できるようになります。散骨の具体的な流れと雰囲気がわかるショート動画や、粉骨の手順を紹介する解説動画などのコンテンツを充実させることで、お客様が海洋散骨の実情を理解し、納得して供養方法を選択できる環境を整えます。

会社名:株式会社ハウスボートクラブ(鎌倉新書グループ)
所在地:東京都江東区住吉1丁目16−13 リードシー住吉ビル 3F
代表者:代表取締役社長 水野聡志
事業内容:海洋散骨「ブルーオーシャンセレモニー」
URL:https://blueoceanceremony.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/blueocean.ceremony/
株式会社ハウスボートクラブ 広報担当
TEL:03-6659-9801
MAIL:info@hbclub.jp
株式会社鎌倉新書 広報担当
TEL:03-6262-7185
MAIL:pr@kamakura-net.co.jp
問合せフォーム:https://www.kamakura-net.co.jp/contact/press-contact/