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プレスリリース 2020.03.05

【第11回】お墓の消費者全国実態調査(2019年) ― 樹木葬を選ぶ人が過去最多の41.5%。 調査開始後初めて一般墓を上回り、多様化がさらに加速 ―


当社が運営する日本最大級のお墓の情報サイト「いいお墓」は、2020年2月に「第11回 お墓の消費者全国実態調査(2019年)」を実施し、調査結果をまとめました。

◆実施の背景


数十年前は「〇〇家之墓」と彫刻されたお墓を先祖代々継いでいくのが一般的でした。しかし、現在は、ライフスタイルや嗜好を取り入れたお墓を選択される人が急増し、「自然が好きなので、花が咲いている場所で眠りたい」などのニーズに応えるお墓も多くなってきました。

都市への人口集中・少子高齢化などの社会的背景も関係していますが、働き方を選べる時代になったように、お墓の選び方や供養の仕方にも「その人らしさ」を表現できる時代になったのです。

本調査と昨年実施した同調査を比較しても、購入したお墓の種類や、購入価格にも大きな変化が見られました。

◆調査トピックス


1.【種類】購入したお墓の種類:第1位 「樹木葬」 41.5%。

2.【種類】永代供養墓を選ぶ理由:第1位 「子どもに迷惑をかけたくないから」 50.7%。

3.【こだわり】お墓選びで最も重視したこと
   第1位 「お墓の種類」
   第2位 「自宅から霊園までのアクセス」
   第3位 「金額」

4.【価格】平均購入価格は一般墓が昨年を上回り、永代供養墓は昨年を下回る。

   ― 一般墓は176.2万円、樹木葬は68.8万円、納骨堂は87.7万円 ―

5.【改葬】改葬のためのお墓購入は11.8%。

6.【価格】改葬にかかった平均価格は約68.0万円。20万円から40万円未満が最多。

7.【ペット】ペットと同じお墓に眠りたい人は63.0%。実際同じお墓に眠る人は36.2%。

◆調査結果

1.【種類】購入したお墓の種類:第1位「樹木葬」41.5%。




今回購入したお墓の種類を聞いたところ、第1位 「樹木葬」 41.5%、第2位 「一般墓」 27.4%、第3位 「納骨堂」 24.9%、「その他」 6.1%という結果になった。昨年実施した調査では、第1位 「一般墓」 41.2%、第2位 「樹木葬」 30.0%、第3位 「納骨堂」 24.8%だったため、今回の調査で樹木葬と一般墓の順位が逆転する結果となった。全国調査を開始した2010年時点では、約9割が一般墓を購入しているため、10年間で消費者の嗜好が大きく変わったことが読み取れる。

樹木葬のタイプ別では、第1位 「庭園タイプ」 59.6%、第2位 「公園タイプ」 25.9%、第3位 「里山タイプ」4.1% (n=344)となり、昨年同様の順位となった。

※庭園タイプ…都心部に多く、シンボルツリーや花木を植え、ガーデニングが施されているタイプ

※公園タイプ…墓域をマウント状にして芝生を植えるなどし、1~数本の樹木を墓域に植えるタイプ

※里山タイプ…自然保全の目的を持ち、1区画に1本ずつ樹木を植えるタイプ



2. 【種類】永代供養墓を選ぶ理由:第1位「子どもに迷惑をかけたくないから」50.7%。




永代供養墓(樹木葬・納骨堂)を購入した人を対象に、一般墓ではなく永代供養墓を選んだ理由を聞いたところ「子どもに迷惑をかけたくないから」と回答した人が50.7%と最も高く、2位が「承継者がいないから」 40.5%、3位が「比較的リーズナブルだから」 33.8%という結果になった。その他の理由には「本人(故人)の希望だから」「管理面で安心だから」という回答が目立った。

お墓の購入者には、「将来的に管理できるか心配だが、墓石のお墓を持ちたい」と考える人もいる。そのようなニーズに応えるため「永代供養付き一般墓」という、将来的に承継ができなくなった場合は園内にある永代供養墓に改葬されるような一般墓を取り扱う霊園や寺院も存在する。永代供養付き一般墓は、霊園内の全ての区画が対象の場合と、定められた区画に限り対象の場合があり、霊園によりさまざまである。これらは改葬・墓じまいの際に追加費用が発生することもない。 お墓の管理に不安を持つ人に寄り添った新しいタイプの一般墓も出てきており、選択の幅がさらに広がっている。


3.【こだわり】お墓選びで最も重視したこと:第1位「お墓の種類」第2位「自宅から霊園までのアクセス」第3位 「金額」。




お墓を選ぶ際に重視したことランキングは、第1位 「お墓の種類」 43.4%、第2位 「自宅から霊園までのアクセス」 17.3%、第3位「金額」16.3%となった。ランキングは昨年と比較しても大きな変化はなかったが、お墓の種類にこだわりを持つ人が7.8%増えた。一般墓の中にも和型・洋型、樹木葬も庭園タイプ・里山タイプ、納骨堂も自動搬送式・ロッカー式など様々あり、より自分らしいデザインやライフプランにあったものを選ぶ人が増えたと考えられる。


また、第4位に「ペットと一緒に入れる区画があること」がランクインしたのも注目すべきポイントである。ペットが亡くなった場合、公営の火葬場やペット霊園で供養するのが一般的だが、ペットは家族の一員という考え方が浸透した結果、ペットと一緒に入れることがお墓の購入条件となる人も多い。このような背景を受けて、人と動物が一緒に入れる区画や、同じ霊園内にペット専用の区画をつくる墓地や霊園が人気となっている。


4.【価格】平均購入価格は一般墓が昨年を上回り、永代供養墓は昨年を下回る。 ― 一般墓は176.2万円、樹木葬は68.8万円、納骨堂は87.7万円 ―




一般墓・樹木葬・納骨堂の平均購入価格を種類別にみていくと一般墓は176.2万円、樹木葬は68.8万円、納骨堂は87.7万円となった。


一般墓の平均購入価格は昨年を22.0万円上回る結果となった。 東京都を中心に都市部の平均価格が上がった要因として、地価の高騰による永代使用料(土地の使用料)の値上がりが挙げられる。また、デザインの自由度が高くなり、お墓にこだわりを持った人は墓石の彫刻費やデザイン費が追加されることもある。 一方で樹木葬と納骨堂の平均購入価格は、昨年を下回っている。要因の一つとして、消費者の嗜好が永代供養墓に移り、需要が高まるなか、墓地や霊園間で価格競争が生まれていることが考えられる。

5.【改葬】改葬のためのお墓購入は11.8%。




今回の購入は「新規もしくは、改葬(お墓を移動させること)に伴う購入のどちらか」を聞いたところ、新規での購入と回答した人は88.2%、改葬に伴う購入は11.8%という結果になった。第10回の調査では、新規での購入が86.2%、改葬に伴う購入が13.8%だったため、前回よりも2.0%低い結果となったが、核家族化や都市部への人口流入を背景に、改葬・墓じまいをする人は今後増えていくと考えられる。


6.【価格】改葬にかかった平均価格は68.0万円。20万円から40万円未満が最多。




改葬にかかった費用は、20万円から40万円未満が23.5%と最も多く、平均価格は68.0万円という結果になった。費用の主な内訳として、墓石の撤去処分、遺骨の取り出し、檀家の場合は離壇料などが挙げられる。

※改葬にかかった費用の総額…移動元のお墓から新しいお墓への引越しが完了するまでに掛かった全ての費用。新規に購入したお墓の購入金額は含めない


7.【ペット】ペットと同じお墓に眠りたい人は63.0%。実際同じお墓に眠る人は36.2%。




ペットと一緒に暮らしている人を対象に、ペットとお墓に対する意識を聞いたところ「ペットと同じお墓に眠りたい」と回答した人は63.0%という結果になった。一方で、「ペットと同じお墓に眠る」お墓を購入した/できた人は36.2%となった。

お墓探しを進めるなかで、別々の場所で眠る選択をする人もいるが、家族の一員であるペットと同じお墓で眠りたいと考える人は今後増えると予想される。ペットと同じ区画に眠れる墓地や霊園が増えてきたとはいえ、消費者の需要にはまだ追いついていないようだ。


<鎌倉新書 広報担当より>



時代の変化とともに、生き方・働き方・子育てのスタイルなどを選択できる世の中になり、全員一致の正解ではなく、自分の中での正解を追求する人が増えています。お墓も同様に、よりその人らしさを表現できるように変化を続けています。お墓は次の家であり、残された人にとっては故人に会える大切な場所になります。焦って探すのではなく、時間をかけてでも納得できるものに出会えるよう、家族や親戚間で話し合ったり、まずは自分で調べてみるなど、事前に準備をしておくことが大切です。

 
今回お墓を購入された方々からは、「必ず現地を見た方がいい」「焦らず、自分に合うものを選んでほしい」と、これからお墓探しをする方へのアドバイスが多く寄せられました。「いいお墓」では、お客様からのお墓に関する様々なお困りごとやお悩みについてご相談を承っております。何からしたらいいのかわからない方、専門知識を持った人の意見が聞きたい方、まずはお気軽にご相談ください。



【調査概要】

調査名
: 第11回 お墓の消費者全国実態調査(2019年)

調査対象
: 2019年1月~2019年12月に「いいお墓」から資料請求・相談され、お墓を購入された方

調査期間
:2020年2月12日(水)~2月20日(木)

調査方法 :インターネット調査

有効回答数:828件

※回答率(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しています。

そのため、合計数値は必ずしも100%とはならない場合があります。



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株式会社 鎌倉新書 広報担当
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