【第4回】相続手続きに関する実態調査(2026年) ──株価上昇や地価高騰で広がる相続手続きの負担と、長寿化がもたらす「老老相続」

2026/06/04

調査レポート

Information

超高齢社会を背景に需要が高まる「終活」に関するさまざまなサービスを提供する株式会社鎌倉新書(東京都中央区、代表取締役社長:小林 史生、東証プライム:6184、以下:当社)が運営する相続情報サイト「いい相続」は、「第4回 相続⼿続きに関する実態調査(2026年)」の調査結果を発表しました。

調査結果を読む

※調査結果の引用をご希望の方は、「申請フォーム」までご連絡ください。

調査実施の背景

「いい相続」は、相続に関する無料相談サービスと、相続の専門知識が豊富な専門家(税理士や行政書士など)の紹介を行うポータルサイトです。相続にまつわる多種多様なお悩みの解決をサポートしています。

相続手続きは、人生において何度も経験するものではありません。そのため、多くの方が突然の事態に直面した際、膨大な情報を前に手探りで進めていかなければならないのが実情です。

当社では、こうした相続手続きのリアルな実態を把握するために、継続的な実態調査を行っています。第4回となる本調査では、過去3年間の定点観測データとの比較を通じて、最新の相続事情をお伝えいたします。

本調査の結果が、これから相続を迎えられる方や、手続きに不安を感じている皆さまの一助となれば幸いです。

調査概要

調査名 :第4回 相続手続きに関する実態調査(2026年)
調査対象:2025年1月~同年12月に「いい相続」経由で専門家(行政書士または税理士)との無料面談を検討された方、実施された方、「相続費用見積ガイド」経由で専門家に相続手続きを検討された方
調査期間:2026年4月2日(木)~4月22日(水)
調査方法:インターネット調査
有効回答数:324件

※回答結果(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しているため、合計数値が100%にならない場合があります。
※対象者に対してアンケートを送付し、得られた回答を集計しています。

調査トピックス

  1. 【相続財産】「1,000万円未満」が減少。高額層の割合が急増し、資産規模が二極化から底上げへ
  2. 【相続人】「子」の相続が8割超。一方で「父母」への相続は4年連続で減少し過去最低に
  3. 【費用】 専門家に支払った費用は「30万円未満」が約半数。平均費用は44.9万円に微増
  4. 【手続き】「遺産分割協議書の作成」が最多。「法定相続情報一覧図」も過半数が依頼する高いニーズ
  5. 【準備】遺言書「なし」が9割超も、公正証書遺言の割合が自筆の1.5倍に

調査結果

こちらより全文をご覧いただけます。

調査結果を読む

まとめ

相続手続きは、多くの人にとって一生のうちに何度も経験することのない、心理的・実務的に負担の大きいものです。今回の第4回調査では、地価高騰や株価上昇といった外部環境の影響により、かつては「一部の資産家」の問題と考えられていた相続税申告や不動産整理といった高度な手続きが、今やより多くの世帯にとって直面する現実となっていることが浮き彫りとなりました。

また、相続人の内訳において「父母」が4年連続で減少し、過去最低を更新したことは、日本の長寿化が相続の現場に定着したことを示しています。「老老相続」が一般的となる中、財産を受け継ぐ子世代もまた高齢化しており、いかに効率的かつ確実に手続きを進めるかがこれまで以上に重要となっています。
相続手続きは、単に財産を物理的に分ける作業ではありません。故人が築いた資産を次世代へ円滑に引き継ぐための大切なプロセスです。「元気なうちの万全な備え」と「専門家を交えた早期の準備」は、後悔のない相続を実現するための不可欠な第一歩となります。

本調査の結果が、これから相続に向き合う方々や、現在手続きに不安を感じている皆さまにとって一助となれば幸いです。

本件に関するお問い合わせ

株式会社 鎌倉新書 広報担当
〒104-0031 東京都中央区京橋2-14-1 兼松ビルディング 3階
TEL:03-6262-7185
MAIL:pr@kamakura-net.co.jp
問合せフォーム:https://www.kamakura-net.co.jp/contact/
調査結果の引用をご希望の方:https://www.kamakura-net.co.jp/contact/cite-contact/