鎌倉市のおくやみコーナーの開設支援を実施―協定締結より2ヶ月でのスピード開設を目指す―

2023/11/27

プレスリリース

2023年12月に開始する神奈川県鎌倉市のおくやみコーナーの設置・運営に関する自治体支援協定書を締結し、開設支援の取組みを実施したことをお知らせします。当社はこの取組みにより遺族に寄り添った支援を行うことで住民に対する行政サービスの充実と質的向上を目指してまいります。

取組みの背景

当社は人々が悔いのない人生を送るお手伝いをするため、終活・供養専門企業として「いい介護」、「いい葬儀」、「いいお墓」、「いい相続」などのサービスを運営し、お客様センターやポータルサイトを通じた相談受付や情報提供を行うことで、終活ワンストップサービスの実現を目指しています。

全国の地方自治体では、葬祭や死後の手続きをはじめとする相談に日々対応していますが、遺族にとって死亡や相続に関する手続きは生涯で繰り返し発生するものではないため、悩みや不安を持つ方が多いことも明らかになっています。さらに、これらのおくやみ関連の手続きは、複数の課で手続きを行う必要があるため、複雑で長時間に渡ることも多く、遺族の負担となっています。

このような状況のなか、遺族の負担軽減を目指して、「おくやみコーナー」を設置する自治体が急増し、内閣官房も「おくやみコーナーの設置ガイドライン」(※)を策定する等、おくやみコーナーの設置を進める動きが出てきています。

※令和2年5月15日 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室「おくやみコーナーの設置ガイドライン」(出典)政府 CIO ポータル「おくやみコーナー」を設置する市町村支援

こうした背景から神奈川県鎌倉市でも「おくやみコーナー」の設置をするに至り、当社はその支援を実施することで、住民サービスの向上に貢献します。


▼鎌倉市HPより「おくやみコーナーのご案内」
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/soudan/okuyami/index.html

具体的な取組み内容

(1)おくやみコーナーの運営窓口等整備業務
プライバシーやバリアフリーに配慮した相談窓口を設計・設置し、窓口の相談環境を整備します。

(2)おくやみコーナーの職員研修や専門的支援
遺族のヒアリングを通して必要な手続を抽出し、ワンストップで手続きできるよう職員研修など専門的支援を実施します。

(3)「おくやみハンドブック」の制作・印刷・納品
遺族に手渡されるおくやみハンドブックの制作・印刷・納品をします。

(4)デジタルサイネージの納品
おくやみコーナーの案内や自治体の情報発信を目的としたデジタルサイネージを納品します。

(5)「終活べんり帳」の制作・印刷・納品
おくやみ手続きをきっかけとして、終活を考えるための冊子の制作・印刷・納品をします。


今後の展望

当社は、内閣官房、総務省、デジタル庁、そして自治体との連携を通じて、下記を推進していきます。

(1)SDGs目標11「住み続けられるまちづくり」達成への貢献
(2)自治体DXの推進支援
(3)内閣官房IT総合戦略室の推進する「死亡・相続ワンストップサービス」の拡充支援
(4)自治体との「地域住民の終活支援に関する協定」を推進し、終活・ご遺族支援において自治体が抱える課題を包括的に解決していきます。


【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】
株式会社 鎌倉新書 広報担当
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