導入事例インタビュー(釧路市)

釧路市役所 戸籍住民課 山本様

死亡届後の手続き漏れをゼロに」A3両面チェックシートから「おくやみハンドブック」への転換で、遺族と職員双方の負担を軽減

北海道の東部に位置し、豊かな自然と水産業が盛んな釧路市。
同市では、ご遺族が直面する膨大な行政手続きの負担を軽減するため、2025年(令和7年)より鎌倉新書の「おくやみハンドブック」および「おくやみ手続きナビ」を導入しました。
導入の背景や、それによって変化した窓口業務のあり方について、戸籍住民課の山本様にお話を伺いました。
釧路市の画像

導入前の課題:限られたスペースでは伝えきれない、膨大な「おくやみ手続き」

――まず、おくやみハンドブック導入前に取り組まれていたご遺族支援について教えてください。

山本さん

おくやみハンドブック導入前は、死亡の届出と併せて必要となる手続きをQA形式で確認できる「手続きチェックシート」を作成し、ご遺族に対して必要な手続きを案内していました。
当初は、A4判片面で運用していましたが、令和5年度に職員が窓口手続きを体験し、窓口業務の現状把握及び見直しを図ること目的として実施した窓口体験調査において、「現行の手続きチェックシートでは、一部の手続きしか掲載されておらず、必要となる手続きが全て完了したのか分からない」等の課題が明らかとなったことから、掲載手続き及び掲載内容の拡充を図るため、令和6年6月にA3判両面へとサイズを変更しました。

しかしながら、死亡の届出と併せて必要となる手続きは数多く存在するため、全ての手続きを網羅することは難しく、必要となる全ての手続きを案内できる方法は、継続して検討していました。

導入の決め手:「網羅性」と「デジタル連携」

――今回、弊社の「おくやみハンドブック」に切り替えていただいた一番のポイントはどこにありましたか?

山本さん

最大のポイントは、「網羅性」です。冊子という媒体にすることで、掲載量の制限がないため、市役所内だけではなく、市役所外で必要となる手続きも掲載可能となり、死亡の届出に伴い必要となる手続きを1冊で確認可能となることに加え、1つ1つの手続きについて、より詳細な内容を掲載できるため、より丁寧に分かりやすく案内できると考えました。

――スマートフォンで操作できる「おくやみ手続きナビ」も併せて導入されましたね。

山本さん

はい。現在はご高齢の方から若い方まで幅広くスマートフォンをお持ちですので、ご自宅からでも「必要な手続き」や「持ち物」を事前に確認できる点は非常に大きなメリットだと感じています。

導入後の効果:利便性・視認性が向上し、案内がより確実に

――実際に導入されてから、職員の皆様や市民の方々の反応はいかがでしょうか。

山本さん

市役所内の各課だけではなく、関係機関とも協議のうえ、本ハンドブックを作成しており、必要となる手続きは網羅していることから、手続き漏れは以前よりも少なくなっていると実感しています。
また、市民の方からも「以前より見やすくなった、分かりやすくなった」というお声をいただいています。

一方で、ページ数が膨大であるため、序盤のチェックリストから各詳細ページへいかに素早くたどり着けるかといった、導線の工夫については今後の改善点として捉えています。

――窓口での具体的な運用方法について教えてください。

山本さん

来庁された方には、まずフロア案内で必要な手続きをお伝えしていますが、その際にもハンドブックを活用しています。
もしご遺族の方がハンドブックを忘れて来られた場合でも、窓口で再配布し、中にある手続きリストを見ながら「次はこちらですね」と一緒に確認を行っています。
また、電話での問い合わせに対しても、ハンドブック内のチェックリストや「おくやみ手続きナビ」を案内することで、事前準備をサポートできる体制を整えています。

釧路市おくやみナビURL:https://www.okuyaminavi.net/municipalities/1206

釧路市おくやみハンドブック

【おくやみハンドブック】
死亡届提出時などに来庁された市民の方へお渡ししている冊子で、市役所内外で必要となる手続きを網羅的に掲載しています。
市役所の各種手続きのほか、年金・保険・相続など関連手続きも分かりやすくまとめた、ご遺族向けの案内冊子です。

おくやみ手続きナビ

【おくやみ手続きナビ】
スマートフォンから簡単な質問に答えるだけで、故人の状況に合わせた必要な手続きを一括で抽出できます。
「いつまでに」「何を持って」「どの窓口へ行くか」などの手続き内容が確認できる仕組みで、自治体ごとにアンケート内容を調整しています。

今後の展望:既存の「書かないワンストップ窓口サービス」と合わせ、さらに負担のない環境へ

――今後、ご遺族支援をどのように発展させていきたいとお考えですか?

山本さん

ご遺族支援については、手続き前と手続き時の両方のスポットで負担軽減に向けた取組が必要となると考えております。

手続き前の支援については、おくやみハンドブック及び手続きナビの導入により、負担軽減が図られていることから、今後は手続き時において、昨年度導入した「書かないワンストップ窓口サービス」を活用しながら、負担軽減に向けた取組を庁内各課と協議を重ねながら、進めていきたいと考えています。

【令和7年度版釧路市おくやみハンドブックに広告掲載のご協賛いただいた事業者様】
※順不同

事業者名ホームページURL
宗教法人黎明山金剛寺釧路陵墓公苑https://ryoubokouen.com/
有限会社エースホームhttps://www.kitamon.com/acehome/
尾越司法書士・土地家屋調査士事務所https://054946.jp/
株式会社北海道環境プロジェクトhttps://hk-project.info/
有限会社アイコムhttps://icom946.com/index.html
株式会社ビケンワークhttp://bikenwork-gr.co.jp/
株式会社セトルhttps://settle.formatline.com/
横田英喜税理士事務所 https://www.kaikei-home.com/yokotakaikei/
司法書士法人・行政書士アールズ綜合法務事務所https://rslegaloffice.com/

【釧路市おくやみ手続きナビに広告掲載のご協賛いただいた事業者様】
※順不同

事業者名ホームページURL
株式会社セトルhttps://settle.formatline.com/
有限会社エースホームhttps://www.kitamon.com/acehome/
便利屋組合https://benriyakumiai-kushiro.com/

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